間一髪セーフ、でも…… ― 2009/09/22 10:17
2歳女児が踏切に 電車の下に潜り無事 (9/21 17:22 日テレNEWS24) 21日朝、長野・須坂市で、2歳7か月の女児が警報機や遮断機のない歩行者用の踏切に入り、電車と衝突しそうになったが、女児は急ブレーキをかけた電車の下に潜り込み、軽傷だった。列車の乗客・乗員約20人にケガはなかった。 須坂市小山の長野電鉄屋代線の踏切で21日午前8時46分ごろ、走行中の電車の運転士が踏切内に女児がいるのを見つけ、急ブレーキをかけた。女児は電車の下に潜り込み、額に軽い擦り傷を負う軽傷だった。電車が停止した際、女児は車両の先端から約1.3メートルのところまで潜り込んでいた。 女児は須坂市在住で、この日は踏切脇の祖父母の家に母親と一緒に遊びに来ていたという。 |
大変な出来事でしたが、間一髪のタイミングで一命を取り留めることができたので安心しました。
この事故は第四種踏切で起こりました。すなわち警報機、遮断機は一切ないタイプで、安全確保は運転士、通行者の注意のみに任されているものです。
この場所は、道路交通量や列車回数が少ないことから警報機の設置が見送られたと思われますが、第四種踏切が住宅地の真ん中にあるのはやはり問題があるように感じました。せめて警報機だけでも設置すべき事例です。
しかし、地方鉄道会社の経営はどこも苦しく、最悪の事態に備えたくても投資対効果の面でペイしにくいためになかなかできない面も考えると、国による安全確保のための補助が必要と感じます。
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