JR貨物時刻表2010/05/25 21:47

単身赴任先では新聞を取っていないのですが、先ほど家内から「新聞に貨物時刻表の記事がある」と電話がかかってきました。
早速インターネットで見てみました。
貨物時刻表、乗れなくても売れる 見て撮ってファン満足
2010年5月25日20時4分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0525/OSK201005250068_01.html

 一般客が利用できない貨物列車の時刻表が人気を集めている。ダイヤ改定にあわせて毎年発売される「JR貨物時刻表」で、3月に発行された創刊30周年記念号の約2万部は、6月にも売り切れる勢いという。背景には、小学生や若い女性にも広がる「貨物列車ファン」の根強い支持があるようだ。

 時刻表は、貨物輸送の調査研究などをする「社団法人・鉄道貨物協会」が1980年から、運送業者の便宜を図るために発行。91年に一般向けにも発売を始め、2004年ごろから鉄道ファンを中心に、口コミやネットで人気に火がついた。発行部数は当初5千部だったが、今年は2万500部に。全国19カ所の大型書店のほか、昨年からはネット販売も始めた。

 大阪府内で唯一、店頭に置いている旭屋書店本店(大阪市北区)では、3月以降に約1200部が売れ、同月の販売ランキングで1位を記録。4月も3位に入った。同店の担当者は「発売時には、いつも問い合わせが殺到する。鉄道関連の書籍ではダントツの売り上げです」という。

 価格は税込み2400円と、一般の時刻表よりやや割高。1日約400本の列車運行表のほか、貨物駅や路線の地図、機関車・貨車の形式、読者が撮影した貨物列車の写真も掲載されている。

 どんな目的で使うのか。貨物時刻表を毎年買う団体職員・熊博毅さん(54)=大阪府吹田市=に聞いてみた。付録の線で書かれた運行表「ダイヤグラム」を見て、停車時間や通過時刻を確認。カメラを手に全国を巡り、お目当ての貨物列車を撮影するという。「20両を超す長大編成の迫力はすごい。客を乗せる列車で味わうことができない」

 鉄道貨物協会によると、最近は成人男性の鉄道ファンだけでなく、小学生や20~30代の女性からの申し込みや問い合わせも増えているという。特に、貨物車両を牽引(けんいん)する電気機関車には「桃太郎」(EF210)や「金太郎」(EH500)といった愛称があり、子どもらの人気を集めている。

 同協会調査部の町田茂夫課長は「機関車が好きな子どもに見せるために買うお母さんも多い」と説明。貨物時刻表を買った母親らがブログなどに「通過時間が分かる」「子どもをつれて、貨物列車を見に行きたい」といった書き込みをする例もあるという。

 貨物鉄道は近年、トラックなどに比べて「環境にやさしい物流手段」として注目されている。JR貨物のコンテナ輸送量は、09年度で会社発足当初(87年)の約1.5倍、2035万トンに増えている。(宮崎勇作)

私もダイヤ改正当日に旭屋で買っていた一人でした(^^;

それにしても、母親が機関車を子供に見せるために貨物時刻表を買うというのも、今までにはなかった動きですね。
こうやって鉄道ファンの裾野が広がるのはよいことだと思います。

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