長崎市長銃撃事件2007/04/17 21:53

しばらく多忙で更新できていませんでしたが…。
先日の家族旅行のネタも追々書いていくつもりでしたが、この一件だけは許せないので書いておきます。
伊藤長崎市長、銃撃され意識不明 容疑の暴力団員逮捕
2007年04月17日21時42分

 17日午後7時50分ごろ、長崎市の伊藤一長市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所前の歩道で、待ち伏せしていた男に背中を短銃で撃たれた。伊藤市長は長崎大学病院に運ばれたが、意識不明の重体。長崎県警は市長を撃った男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕するとともに、男が所持していた短銃1丁を押収した。長崎市では90年1月、当時市長だった本島等氏(85)が長崎市役所玄関前で右翼団体の男に短銃で撃たれ、重傷を負う事件があった。

 逮捕されたのは、長崎市風頭町、指定暴力団山口組系幹部、城尾哲弥容疑者(59)。調べに対し「自分が撃った」と容疑を認めているという。県警は背景や動機などを追及している。

 伊藤市長は、22日投開票の同市長選に4選を目指して立候補。この日は同市南端の野母崎地区などで遊説し、漁港では午後3時から地元の住民約60人を集め、「地域の特産品を売り込み、地域の活性化を図りたい」などと話した。こうした選挙運動の後に事務所に戻ったところを狙われたとみられる。城尾容疑者は当初、選挙事務所の関係者らに取り押さえられたという。

 現場にいた男性によると、銃声は2発したという。また、伊藤市長が救急車に運ばれるところを目撃した男性は「ぐったりとして、何度も人工呼吸をしていたが、ぐったりとしたままだった。腹部が血のようなもので汚れていた」と話した。

 県警によると、伊藤市長の警備は本人からの要請がなかったため、特別にはしていなかったという。脅迫や嫌がらせなどの相談を受けたこともなかったという。

 一方、病院に駆けつけた長崎市議によると、伊藤市長は病院の救急治療室で緊急手術を受けているという。

 伊藤市長は自民党の市議、県議を経て95年4月、「平和市長」として知られていた本島等氏の5選を阻んで初当選した。長崎市初の原爆投下後生まれの市長で、初当選直後までは「平和行政は、国がやるべき仕事。地方自治体が口出しすべきではない」と話していたが、就任後は平和行政に積極的に取り組み始めた。

 当選から半年後には、オランダ・ハーグの国際司法裁判所大法廷に立ち、「核兵器使用は国際法に違反している」と涙を浮かべて証言。その後も、毎年8月9日の平和宣言で世界に向かって核廃絶を訴え続けてきた。

 市幹部ら周辺からは「被爆都市の市長という立場が、平和行政の重要さを自覚させた」と言われていた。

(asahi.comより)

この事件、暴力による言論封殺以外の何物でもありません。
1990年の本島前市長のときは「天皇の戦争責任」絡みでのことでした。

しかしながら、今回の伊藤市長の銃撃は選挙期間中の出来事であり、地元に与える影響は非常に大きなものがあります。
報道から推察する限り、伊藤市長の容態はきわめて深刻であり、結果的に地元の有権者の選択権を奪ってしまうこととなりかねません。民主主義国家としてあってはならないことです。

今日のアメリカの大学での銃撃事件といい、今日は本当に悲しい一日になってしまいました。

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