節分と丸かぶり寿司2006/02/04 05:32

昨日は節分。暦の上では春がやってきました。
とはいうものの、昨日の夕方あたりから寒波の再来で気温が下がり、仕事からの帰り道では雪が降っていたくらいで、春というにはほど遠かったりしたわけですが(^^;

節分の風習で「丸かぶり寿司を恵方へ向きながら無言で食べる」そうですが、大阪出身ではない私は結婚するまで知らず、ある種のカルチャーショックを受けています。
語源由来辞典」によると、こういうことだそうで。

節分に巻き寿司を食べる風習は、福を巻き込むという意味と、縁を切らないという意味が込められ、恵方(えほう)に向かって巻き寿司を丸かぶりするようになった。
節分に巻き寿司を食べる風習は、主に関西地方で行われていたものだが、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った「巻き寿司のまるかぶり」の行事をマスコミが取り上げ、それを見た全国の食品メーカーが便乗し全国へ広まっていった。

この風習、ふたを開けてみれば、「バレンタインデー」でチョコレート業界がやっていることとあまり変わらないわけです。縁起を担ぐのが好きな日本人の民族性もあって、広く大衆に受け入れられていったのでしょう。
1月中旬頃からコンビニやスーパーの店頭で「丸かぶり寿司予約受付中」のデコレーションやら張り紙も多く見られるようになると、私もいつの間にか「節分が近づいた」と感じるようになってしまいました。

それはさておき、昨晩の夕食は「巻き寿司」と「鰯」でした。
家族そろって巻き寿司を賞味したのは言うまでもありません。
息子はいつものように分解しながら食べていましたが(笑)。

食後はささやかに豆まきもして、今年一年の無病息災を願いました。

こういう家族団らんもいいものです。

コメント

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_ DRSの戯れ言 Blog版 - 2007/02/03 19:04

昨年もここで触れましたが、今年も節分の日がやってきました。
さすがに今年は忙しかったので近くのスーパーで買ってきたものでしたが、家族共々北北西の方角を向いて食べました